4.1.2. http

4.1.2.1. 名前

groonga httpサービス

4.1.2.2. 書式

groonga -d --protocol http --admin-html-path /usr/share/groonga/admin_html dest

4.1.2.3. 説明

groongaサーバを起動する時に–protocolオプションにhttpを指定すると、httpで通信可能になります。また、–admin-html-path によって静的ページのパスを指定すると、httpリクエストに指定されたURIに対応する、パス配下に置かれたファイルを出力します。

デフォルトでは/usr/share/groonga/admin_html配下に、データベース管理ツールとなるファイル群がインストールされますので、このパスを指定してgroongaサーバを起動し、ウェブブラウザでhttp://hostname:port/index.htmlにアクセスすると、管理ツールが使用可能になります。

4.1.2.4. コマンド

httpを指定して起動したgroongaサーバに対しても、他のモードで起動したgroongaと同じコマンドが使用できます。

コマンドは、複数の引数をとります。引数にはそれぞれ名前があります。また、特殊な引数である「output_type」があります。

スタンドアロンやクライアントモードでは、コマンドは以下のような形式で指定します。

形式1: コマンド名 値1 値2,..

形式2: コマンド名 –引数名1 値1 –引数名2 値2,..

形式1と形式2は混在させることができます。これらの形式では、output_typeという引数名を用いてoutput_typeを指定します。

httpでgroongaサーバと通信する際には、以下のような形式でコマンドを指定します。:

形式: /d/コマンド名.output_type?引数名1=値1&引数名2=値2&...

ただし、コマンド名、引数名、値はURLエンコードが必要です。

GETメソッドのみが使用可能です。

output_typeにはjson, tsv, xmlが指定可能です。

4.1.2.5. 返値

output_typeの指定に従って、コマンドの実行結果を出力します。

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